フェイエノールトがCL出場に王手、残留争いも最終盤へ
エレディビジ第32節、上位・下位ともに白熱した展開
エレディビジも残り2試合を残すのみとなった第32節、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いと降格回避争いがともに山場を迎えた。フェイエノールトはフォルトゥナ・ジッタールト戦で前半から苦しい展開を強いられたものの、終盤の逆転劇で勝ち点3を手にし、来季CL出場に大きく前進した。
フェイエノールト、土壇場で試合をひっくり返す
フォルトゥナは後半早々にカイ・シールハウスのヘディングで先制。しかしポール・グラドンが退場となり10人になった直後から流れは変わった。84分に渡辺剛がマット・ウエダのヘディングのこぼれ球を頭で押し込んで同点とすると、アディショナルタイムにはジバイロ・レイドが偶発的な軌道のシュートをゴールに沈めて逆転。残り2試合で3位NECとの勝ち点差を5に広げ、CLの椅子をほぼ手中に収めた形だ。
そのNECはホームにテルスターを迎えながら1-1のドロー。チャロン・チェリーが終盤に追いついたかと思えば、VAR判定でオフサイドが認定されて勝ち越し点が取り消され、痛い勝ち点1にとどまった。アヤックスとPSVの直接対決も2-2の引き分け。PSVが34秒という電光石火の先制点を奪ったが、アヤックスはアントン・ガーエイの2ゴールで追いつき勝ち点1を分け合った。トウェンテもAZアルクマールに2-1とリードしながら、95分にペール・クーペルメイネルスに同点弾を許し痛恨のドロー。上位陣がそろって勝ち点を落としたことで、フェイエノールトの優位はより鮮明になった。
残留争い、エクセルシオールが踏みとどまる
降格圏争いでも劇的な展開が続いた。エクセルシオールはアウェイのフローニンゲン戦でヒャン・デ・レフトがカウンターからループシュートを決める決勝点を挙げ、3-2の逆転勝利。降格プレーオフ圏のテルスターおよびフォレンダムとの勝ち点差を3に広げ、自力残留に向けて希望をつないだ。一方、フォレンダムはホームでヘーレンフェーンに0-2と完敗。ヘーレンフェーンはこの勝利でカンファレンスリーグのプレーオフ出場権を確保した。
最も深刻な状況に置かれているのがNACブレダだ。ユトレヒトに終盤2失点を喫して0-2で敗れ、残留のためには残り試合での奇跡的な結果が必要となった。すでに降格が決まっているヘラクレスはPECズウォレに1-0で敗れ、昨年11月に8-2で大敗した借りを返された。
在蘭日本人コミュニティへの注目点
今節の結果で特に目を引いたのが、フェイエノールトに所属するDF渡辺剛の活躍だ。84分の同点ゴールは日本人選手によるものであり、在蘭日本人サポーターにとっても嬉しいニュースとなった。フェイエノールトが来季もCLの舞台に立てば、渡辺のさらなる躍動が期待される。残り2節でCL出場権が正式に確定するか、引き続き注目が集まる。
情報源: DutchNews



