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戦没者追悼記念日と王女暗殺計画初公判——5月4日、オランダを彩る二つの出来事
社会 読了 2分

戦没者追悼記念日と王女暗殺計画初公判——5月4日、オランダを彩る二つの出来事

ダム広場の黙祷、そしてハーグ法廷での幕開け

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毎年5月4日、オランダは静寂に包まれる。第二次世界大戦で命を落としたすべての人々を悼む「国民戦没者追悼記念日(Dodenherdenking)」だ。今年も首都アムステルダムのダム広場で国家追悼式典が執り行われ、午後8時には全国一斉に2分間の黙祷が捧げられる。式典はNPO 1やNPO Radio 1でライブ中継されるほか、オンラインストリームでも視聴が可能だ。アムステルダムだけでなく、ナチスによるユダヤ人強制移送の中継地となったカンプ・ウェステルボルクでも追悼行事が行われる予定で、各地で過去と向き合う一日となる。

ハーグ法廷、王女暗殺計画の初公判へ

この厳粛な記念日と同じ4日、別の緊張感を帯びた出来事がハーグの法廷で幕を開ける。アマリア王女とアレクシア王女への襲撃を準備したとして起訴された男の初公判(形式審理=プロ・フォルマ審理)が、午前11時半に開廷する。捜査当局によれば、この男は「アレクシア」という名前が刻み込まれた斧を2本所持していたとされており、その計画性の高さが事件の深刻さを物語っている。今回の審理は証拠調べや実質的な尋問を行う段階ではなく、手続きの進捗確認が主な目的となる形式的な回に当たる。しかし王室の安全を揺るがす事件として、オランダ国内外の注目を集めることは間違いない。

サッカー判決、そして一日の天候

法曹の場ではもう一つ、サッカー界の係争事案についても判決が下る。NACブレダがオランダサッカー協会(KNVB)を相手取り、ゴー・アヘッド・イーグルスとの試合を再試合とするよう求めた仮処分申請について、ユトレヒトの裁判所が正午に判決を言い渡す。NACは、相手チームが出場資格のない選手を起用していたと主張しており、審判の行方はリーグ争いにも影響しうる。天候面では、朝は曇りや局地的な霧で始まり、午後には積乱雲が発達して雷雨となる可能性がある。最高気温は21度で風は穏やかな見込みだが、屋外の追悼行事に参加する際は傘の準備を忘れずに。在蘭の日本人にとっても、Dodenherdenkingはオランダ社会の歴史的記憶に触れる貴重な機会だ。黙祷の時間帯には外出先でも足を止め、この国が共有する追悼の時に静かに寄り添ってみてはいかがだろうか。

情報源: NOS Algemeen

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