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ワシントン晩餐会でトランプ政権への襲撃未遂、各国首脳が「暴力は解決策にならない」と一斉非難
政治・行政 読了 2分

ワシントン晩餐会でトランプ政権への襲撃未遂、各国首脳が「暴力は解決策にならない」と一斉非難

ホワイトハウス記者協会晩餐会に武装男が侵入を試みる——出席者に死傷者なし

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ワシントンDCで現地時間5月3日夜に開催されたホワイトハウス記者協会晩餐会(Correspondents’ Dinner)に、武装した男が侵入を試みた。男は宴会場の外で発砲し、出席者の間にパニックが広がった。トランプ大統領と妻メラニア、複数の閣僚は会場から速やかに退避。テーブルの下に身を隠した出席者もいたという。男は宴会場への立ち入りには至らず、直後に身柄を確保された。死傷者は出ておらず、容疑者は翌日に起訴される予定だ。この晩餐会は政治家、政治記者、著名人らが一堂に会する毎年恒例の行事で、NOS特派員ルディ・ブーマも現場に居合わせていた。

各国首脳が相次いで非難声明

事件を受け、世界各国の指導者たちは即座に反応した。オランダのイェッテン首相はソーシャルメディア上で「民主主義において暴力は決して解決策にならない。意見の相違は言葉で解決するものだ」と述べ、事件を「衝撃的な出来事」と表現した。EU委員長フォン・デア・ライエンはトランプ大統領に直接連絡を取り、「哀悼の意を伝えるため」に電話したと明らかにした。NATO事務総長のルッテ(前オランダ首相)もXへの投稿で「これは我々の自由で開かれた社会への攻撃だ。民主主義を守るため、米国と連帯する」と記した。EU外交安全保障上級代表のカラスは「政治的暴力に民主主義の中での居場所はない」と強調し、「自由な報道を称えるためのイベントが、恐怖の舞台になることがあってはならない」とXに書き込んだ。カナダのカーニー首相、メキシコのシェインバウム大統領、パキスタンのシャリフ首相らも同様に安堵と連帯の意を示した。

在蘭邦人・欧州社会にとっての意味

今回の事件が起きた晩餐会は、本来、報道の自由を祝う場として知られる。その会場が標的となったことは、単なる要人警護の問題にとどまらず、民主主義の象徴的な空間が脅威にさらされたという点で各国に大きな衝撃を与えた。オランダからはイェッテン首相、ルッテNATO事務総長、そして現地取材中のNOS特派員と、複数の関係者が事件に深く関わる形となった。在オランダの日本人にとっても、日米欧の結束と民主主義の安定を巡る議論が、身近な問題として浮かび上がる出来事と言えるだろう。今後の捜査や起訴の行方、そして米国の政治的緊張がどのような形で推移するか、引き続き注目が集まる。

情報源: NOS Algemeen

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