経済
ガソリン節約で“越境給油”拡大─オランダ人、ベルギーへ流出が加速
📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/250426-3)からの移行アーカイブです。
越境給油の拡大
オランダの銀行ABNアムロ(ABN AMRO)の分析によると、オランダのドライバーがベルギーまで移動して給油するケースが増えている。背景には、オランダ国内の燃料価格が依然として高いことがある。
現在、平均的な車で満タンにした場合、ベルギーで給油すると約25〜30ユーロの節約になるとされる。この価格差が行動変化を強く後押ししている。
背景:燃料価格の上昇
燃料価格は、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃やStrait of Hormuz(ホルムズ海峡)の封鎖の影響で上昇している。また、2024年1月の燃料税引き上げも、越境給油の増加を加速させた。
最近の価格上昇により、ベルギーでの給油割合はさらに約10ポイント増加した。
距離による影響
興味深いのは、国境からの距離による違いである。
10km以内:すでに半分以上がベルギーで給油
30km圏:ベルギー給油の割合が倍増
これにより、従来は影響が小さかった内陸部のガソリンスタンドにも影響が広がっている。
行動の偏り
一方で、約70%の世帯は行動を変えていない。越境給油の増加は一部の世帯に集中しており、全体の約10%が変化の半分を占めている。
政府の対応
越境給油は燃料税引き下げの理由としてしばしば議論されるが、政府は今回の支援策に減税を含めなかった。
ABNアムロはこの判断について、「支援は一時的かつ的を絞るべきであり、減税は不要な層にも恩恵が及ぶ」として一定の理解を示している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


/s3/static.nrc.nl/wp-content/uploads/2026/04/28143411/280426ECO_2033361310_conservatrix.jpg)


